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応用問題(Practical Exercises)7 解答 【症例 P7-4】
回盲部炎・腸間膜リンパ節炎.Ileocecitis with mesenteric lymphadenitis
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↑は上下で小腸としての連続性を失うのでリンパ節である.通常のリンパ節より強い造影効果を示し,図6〜図8で周囲脂肪組織の濃度上昇(▲)も認めるので腸間膜リンパ節炎である.図10〜図16で盲腸(△)と回腸末端(1〜6)が粘膜下浮腫による壁肥厚を示しているのは回盲部炎.虫垂は図17のA〜図12のJで,壁の造影効果と液状内容物を認めるが,外径は6mmを超えず(図17),周囲脂肪組織の濃度上昇をみとめないので盲腸の炎症が波及した2次性の所見と解釈する.従って診断は回盲部炎・腸間膜リンパ節炎となる.5日間の抗生剤投与で症状が消失した.
【参照症例】
1.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ4 【症例 RE 18】
2.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ5 【症例 RR 22】
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