応用問題(Practical Exercises)7  解答 【症例 P7-1】

穿孔性虫垂炎.Perforated appendicitis






回腸末端(Ti)は図9で始まり上行する.盲腸(Ce)と回腸末端(Ti)が液状内容物を含んでいるのは拡張したすべての腸管が麻痺性イレウスであることを意味する.図12の1が虫垂根部で数字順に下行し, 図22の11で盲端になる.虫垂は緊満感がなく虚脱しつつあるように見え,図20〜図23で腹水(※)を認め,麻痺性イレウスを考慮し穿孔性虫垂炎と診断する.正確に診断され手術となり,虫垂根部での穿孔を認めた.病理:穿孔性,壊死性虫垂炎(図A).












  【参照症例】   1. 右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ12 【症例 RR 56】
2. 右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ18 【症例 RE 90】

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