A群は図24のA23で,B群は図26のB25でUターンし,図21のB30となる.図19〜図21の↑はwhirl signを示し,▲はbeak signと解釈できる.最下段の図33で虚脱している直腸はS状結腸捻転の特徴であり,R1から上行し図21のR12となりA20とつながる.図17〜図20の下行結腸(Dc)は図21で右方に展開しB30と連結するのでS状結腸捻転との診断が確定した.ただS状結腸捻転であろうではなく,このように証明して正解とする.大腸ファイバー検査でS状結腸捻転が確認され整復された.
|