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応用問題(Practical Exercises)4 解答 【症例 P4-10】
S状結腸捻転.Torsion of sigmoid colon
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腹部単純写真ではcoffee bean signを示さず,S状結腸捻転の診断は出来ないのでCTの情報が必須である.図8〜図13のAcが上行結腸だから,横行結腸は図8のT1から始まり数字順に展開する.横行結腸の走行がわかれば,図1のSigはS状結腸であろう.図2のA1とB1から追跡すると,
A群は図24のA23で,B群は図26のB25でUターンし,図21のB30となる.図19〜図21の↑はwhirl signを示し,▲はbeak signと解釈できる.最下段の図33で虚脱している直腸はS状結腸捻転の特徴であり,R1から上行し図21のR12となりA20とつながる.図17〜図20の下行結腸(Dc)は図21で右方に展開しB30と連結するのでS状結腸捻転との診断が確定した.ただS状結腸捻転であろうではなく,このように証明して正解とする.大腸ファイバー検査でS状結腸捻転が確認され整復された.
【参照症例】
1.
腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)3 【症例 GE 11】
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