応用問題(Practical Exercises)3  解答 【症例 P3-2】

穿孔性上行結腸憩室炎.Perforated diverticulitis of ascending colon




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回腸末端(Ti)は図8から分岐するのでそこから尾側は盲腸である.粘膜下浮腫による壁肥厚を示し,図8〜図10で憩室(▲)を,図7〜図13で液貯留(△)を認めるので憩室炎であるが,図10のガス像(↑)は腸管外,しかも憩室外の遊離ガスで,盲腸の穿孔性憩室炎と診断すれば合格.図10の憩室(▲)が責任病変であろう.図11の1〜図16の6は正常虫垂で,急性虫垂炎は完全に否定できる.5日間の抗生剤投与で症状が消失した.





  【参照症例】   1. 右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ2 【症例 RR 7】

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