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腸閉塞・イレウス特集(obstruction+ileus)19 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ILR 94】
感染性腸炎.Infectious enterocolitis
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図1〜図4の横行結腸(Tc)と,図2と図3の下行結腸(Dc)以外の全結腸(Ce:盲腸,Ac:上行結腸,Tc:横行結腸,Dc:下行結腸,Sg:S状結腸,Re:直腸)が粘膜下浮腫により壁肥厚を示している.回腸末端は図13の1から始まり数字順に展開するが,図18の26まで同様に粘膜下浮腫による壁肥厚を呈している.かなり広範囲の腸炎で,感染性腸炎の可能性が高い.図1,図7,図17〜図22の腹水(※)は腸炎が軽症ではないことを意味する.便培養でVibrio parahaemolyticus が検出され,3日間の絶食と輸液で治癒した.
【参照症例】
1.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ2 【症例 RR 8】
2.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ10 【症例 RR 48】
3.
その他(Miscellaneous)シリーズ15 【症例 MR 74】
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