※画像がうまく表示されないときは
再読み込みしてみてください。
TOPページ
演習問題(Questions)
応用問題(Practical Exercises)
で
を
腸閉塞・イレウス特集(obstruction+ileus)12 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ILR 59】
小腸単純性閉塞・転移性腫瘍.Small bowel obstruction with metastatic tumor
問題に戻る
下段の図13〜図15で盲腸(Ce)と回腸末端(Ti)が虚脱しているので拡張した小腸は機械的閉塞であろう.いきなり図4〜図6の病変(▲)が目に付くが,肝周囲(図1)と骨盤腔(図20〜図22)で腹水を認めず,拡張した小腸はgaslessであるが壁は良好な造影効果を示し,腸間膜の濃度上昇を認めないので単純性閉塞の可能性が高い.図20から追跡してみると,Aは図6のOで閉塞し,1は図2の45となり上行する.図3〜図7の病変(▲)が閉塞の原因であることは明白で,強い不整な造影効果は悪性腫瘍を疑わせるに十分である.手術および病理所見:扁平上皮癌で,食道癌の転移であろう.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ28 【症例 EE 138】
問題に戻る
【 ←前の問題 】
【 次の問題→ 】
【 このシリーズの問題一覧に戻る 】
【 演習問題一覧に戻る 】