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腸閉塞・イレウス特集(obstruction+ileus)11 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ILR 51】
絞扼性小腸閉塞(壊死).Strangulated obstruction of small bowel with necrosis
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図1〜図10は省略.下段の図17〜図19の右側結腸(△)は虚脱し,下腹部にgaslessの腸管,図28と図29で腹水(※)を,図23と図24で腸間膜の濃度上昇(▲)を認めれば絞扼性小腸閉塞を疑い図26から追跡する.Aは図23のNで,1は同図の4で閉塞しclosed loopを形成している.図22と図21で閉塞部位と連続する虚脱した小腸(SB)があり,口側の単純性閉塞は図22の丸数字1で始まり数字順に展開する.Closed loopを形成している小腸の壁は造影効果を認めず壊死と診断する.図14〜図16の空腸背側のガス(↑)は,直線的に並んでいない,壁からかなり離れた部位に存在するのもあり,壁内気腫ではなく食物残渣内のガスであろう.手術で上記所見が確認され,50cmの回腸(図A)が切除された.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ7 【症例 ER 34】
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