※画像がうまく表示されないときは
再読み込みしてみてください。
TOPページ
演習問題(Questions)
応用問題(Practical Exercises)
で
を
腸閉塞・イレウス特集(obstruction+ileus)7 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ILR 34】
S状結腸憩室穿孔.Perforated sigmoid diverticulum
問題に戻る
図1〜図3で盲腸(Ce)に液状便を認めるので拡張した小腸は麻痺性イレウスの可能性が高く,腹膜炎の原因(消化管穿孔)や炎症性疾患などを検索する.直腸から下行結腸へは図15の1から数字順に展開する.図10〜図15で腹水(※)を認め,図4〜図13の↑はすべて腸管外遊離ガスである.図13の10〜図10の17までのS状結腸は壁肥厚を示し,図11〜図13で憩室(▲)を認めるのでS状結腸憩室の穿孔と診断する.図10の△はS状結腸外に漏出した便塊の可能性が高い.手術で2ヶ所のS状結腸憩室穿孔(図A:白矢印)を認め,Hartmann手術が行われた.
【参照症例】
1.
右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ20 【症例 RR 96】
2.
下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 13 【症例 LR 62】
問題に戻る
【 ←前の問題 】
【 次の問題→ 】
【 このシリーズの問題一覧に戻る 】
【 演習問題一覧に戻る 】