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外傷(Trauma)シリーズ13 EXPERT COURSE 解答 【症例 TE 63】
脾臓仮性動脈瘤破裂・左腎損傷 IIIc.Rupture of splenic pseudoaneurysm.Renal injury grade III
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少量の腹水を伴う脾臓損傷(↑)と,相当量の血腫を伴う左腎損傷(▲)があるが,extravasationを認めない.保存的に治療され,3単位の輸血を要した以外は順調に経過した.
下段の第9病日のCTで脾臓に1cmよりやや大きい仮性動脈瘤(図19:△)を認める.その翌日に腹痛が出現した(図21〜図24).脾臓背側に血腫(▲)を,周囲には腹水(※:血腫もあるからおそらく血性)を認め,仮性動脈瘤(白矢印)は扁平となり破裂したことを意味する.TAE(Transarterial Embolization)目的で血管造影(図Aと図B)を施行したがextravasationを認めず,既に自然止血していた.脾臓実質がまだ造影されていないのに脾静脈(↑)が描出されており,△での動静脈瘻(arterio-venous fistula)である.スポンゼル細片で塞栓した.
【参照症例】
1.
外傷(Trauma)シリーズ10 【症例 TE 46】
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