症例 ER 92 RESIDENT COURSE 解答 【症例 ER 92】

シラタキによる食餌性イレウスsmall bowel obstruction due to food bolus(noodles made from devil’s-tongue) impaction




図2〜図9の△は小腸内糞便small bowel fecesである。尾側へは図10の1,図11の2と3へ、3と4は骨盤腔内で連結し(画像は省略)、10と11も骨盤腔内で連結し(画像は省略)、図1の21へと拡張した小腸が頭側(空腸側)へ進展する。他方は図3〜図6の↑の虚脱した小腸が尾側(回腸側)へ展開するものと思われ、図2〜図9の小腸内糞便small bowel feces(△)が閉塞部位で、閉塞の原因である。腹痛改善しないため翌日手術を施行した。小腸の中心部あたりが閉塞部で、切開摘出したらシラタキが塊となり腸閉塞を起こしていた(図13)。









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