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その他(Miscellaneous)シリーズ15 RESIDENT COURSE 解答 【症例 MR 75】
悪性リンパ腫.Malignant lymphoma
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↑は大動脈周囲後腹膜の腫大したリンパ節であり,悪性リンパ腫の可能性が最も高い.右鎖骨上窩リンパ節の病理検査で悪性リンパ腫(diffuse,large,Bーcell type)と診断された.最下段の図21〜図25は化学療法後のCTで,腫大していたリンパ節は全て消失した.
参考症例
(脾臓悪性リンパ腫):73歳男性.2週間前からの発熱と倦怠感のため来院した.体温:37.8℃.
脾臓ほぼ全体を占拠する,造影効果の弱い腫瘍性病変である.胸部を含め脾臓以外には病変を認めなかった.図8の大きさ1cm以内のリンパ節(↑)は異常所見ではない.1週間の抗生物質投与で解熱せず,腋窩リンパ節の腫脹が出現し,その生検で悪性リンパ腫の診断がついた.
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