その他(Miscellaneous)シリーズ14 EXPERT COURSE 解答 【症例 ME 69】

巨大右腎嚢胞.Giant right renal cyst








AとBは肝嚢胞であり,2と3は右腎嚢胞だが,1は肝外に位置し腎嚢胞の可能性が高い.腸管への圧迫部位は不明だが,最も大きい1が腸管の通過障害を起こしている原因病変であろうと診断した.サイズ7Fのpig tailカテーテルを嚢胞1に挿入しドレナージを行った.初期には1日1500ml程度の漿液性排液を認めたが,漸減し3週間で食餌摂取が可能となったことでカテを抜去した.












下段はカテ挿入後10日目のCT(7mmスライスを2スライスおき).1の嚢胞が著明に縮小した.









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