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その他(Miscellaneous)シリーズ11 EXPERT COURSE 解答 【症例 ME 52】
上行結腸癌・遺残ガーゼ.Cancer of ascending colon・Gauzeoma
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図9〜図12で上行結腸(A)は拡張し下行結腸(D)は虚脱しているので図8の1から追跡すると,図4の5で閉塞する.図2〜図4の△が閉塞の原因で,やや強い造影効果を示し癌であろう.大腸ファイバー検査で上行結腸癌と診断され,経鼻的にイレウスチューブを挿入した.図Aがイレウスチューブから造影した病変部(▲)で,不整な狭窄を示す.図19〜図22の腫瘤(↑)は何でしょうか? 図22の単純CTで腫瘤内部の高濃度は石灰化を意味する.実は29年間無症状で経過した遺残ガーゼ(gauzeoma:図C)であった.図Bの↑が癌病変.
参考症例 1
(Plain CT):1年経過した胸腔内遺残ガーゼ(↑).
参考症例 2
(Plain CT):2年経過した骨盤腔内遺残ガーゼ(↑).
参考症例 3
(造影CT):16年経過した右横隔膜下遺残ガーゼ(↑).一見肝腫瘍に見えるが,マルチスライスCTのMPR像(multiplanar reformation:多断面再構築法,白矢印)では肝臓外に位置し肝臓を圧排している可能性が高いことが判明する.
参考症例 4
(造影CT):38年経過した右下腹部遺残ガーゼ(↑).
【参照症例】
1.
その他(Miscellaneous)シリーズ7 【症例 ME 32】
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