下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 9 RESIDENT COURSE 解答 【症例 LR 45】

腹膜垂炎.epiploic appendagitis


図3と図4で1cm×1.5cm大の,楕円形の,densityの高くなった脂肪組織が下行結腸に接して存在し(△),下行結腸はその脂肪組織に接する外側のみ4スライス(5cm以内)で壁肥厚を示し(図3〜図5▲),腹膜の肥厚があり(図3〜図6↑),典型的な腹膜垂炎(epiploic appendagitis)である.憩室炎と診断されたので抗生物質を投与され,5日間で治癒した.腹膜垂炎と診断がつけば抗生物質は不要である.



  【参照症例】   1. 右下腹部痛(Right Lower Quadrant Pain)シリーズ2 【症例 RE 7】
2. 下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 4 【症例 LE 17】

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