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腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)19 RESIDENT COURSE 解答 【症例 GR 94】
穿孔性胆嚢炎.Perforated cholecystitis.
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図5から追跡するとGBが胆嚢で,図11で最大径5cmと腫大している.↑は周囲の液貯留である.通常の胆嚢炎でも周囲に浸出液が少量貯留することはあるが,図4と図5で離れた部位に腹水(※)があり,図7〜図9の胆嚢(GB)は緊満感を欠き,穿孔性胆嚢炎と診断すべきである.抗生物質投与にて経過観察され,4日後のCTが図Aと図Bである.胆嚢(GB)は縮小し,周囲膿瘍(biloma・胆汁性嚢胞:▲)は増大した.周囲膿瘍を経皮的ドレナージした後胆嚢を摘出した.病理:壊死性胆嚢炎.総胆管に結石を認めず拡張の原因は不明であった.
【参照症例】
1.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ8 【症例 ER 40】
2.
上腹部痛(Epigastric Pain)シリーズ9 【症例 ER 42】
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