下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 8 EXPERT COURSE 解答 【症例 LE 37】

漿膜下子宮筋腫捻転.torsion of subserosal uterine myoma




図4〜図10の病変▲は造影されるべき壁が欠如し,周囲の炎症所見も軽度で,図5と図6で接するS状結腸S8とS9の浮腫性壁肥厚もないので膿瘍ではない.楕円形で,densityは膀胱内尿より高く,子宮に接し,図6〜図8で周囲脂肪組織の軽度の浮腫を伴う(△).図5〜図8で子宮周囲に腹水があり(※),卵巣腫瘍か漿膜下子宮筋腫の捻転と診断する.手術で5cm大の有茎の漿膜下子宮筋腫捻転を認め,筋腫は黒色に変色し壊死に陥っていた.病理:leiomyoma with bleeding.U:子宮,UB:膀胱.









 【 ←前の問題 】   【 次の問題→ 】  【 このシリーズの問題一覧に戻る 】 【 演習問題一覧に戻る 】