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下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 8 EXPERT COURSE 解答 【症例 LE 36】
S状結腸癌穿孔.perforation of sigmoid cancer
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図10の直腸R1から口側へ追跡すると図4のR7からよく造影される壁肥厚が始まり(↑),図5で全周性となり(↑),図4〜図8に及ぶ大きな,不整に造影される腫瘤となり(△),悪性腫瘍の可能性が極めて高い.図5と図6の▲は腸管外ガスで,その周囲の脂肪組織は高濃度を呈し,腹膜の肥厚もあり(白矢印),S状結腸悪性腫瘍の穿孔と診断する.図8と図9の直腸にも病変がありそうだ(↑).図4の※はリンパ節と思われる.手術でS状結腸癌の癌部の穿孔を認めた.肝臓,小腸間膜,大網に転移巣を認め,S状結腸間膜に腫大したリンパ節があり,肛門側の直腸腫瘍も転移性の病変と思われた.
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