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下腹部痛シリーズ(Lower Abdominal Pain) 17 RESIDENT COURSE 解答 【症例 LR 85】
Ogilvie症候群.Ogilvie’s syndrome
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図1でガスで拡張した腸管(↑)はcoffee bean signと解釈でき,S状結腸捻転の可能性があるが,CTで否定できる.図13のR1〜図7のR7までの直腸は糞便が充満したままS状結腸(S)に連続し,閉塞所見を認めないのでS状結腸捻転ではない.翌日行われた大腸ファイバー検査でもS状結腸に閉塞所見を認めなかった.排便後腹部膨満と腹痛は消失した.図8〜図11の腹水(※)は穿刺で乳び状を呈していたが原因は不明であった.
【参照症例】
1.
腹部全体痛シリーズ(Generalized Abdominal Pain)3 【症例 GR 12】
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