図15と図16は削除.図1の遊離ガス(▲)と腹水(※),図10〜図13の大量の腹水(※)は消化管穿孔の可能性が極めて高いことを意味する.しかし,手術所見はガス産生菌による子宮留膿腫の穿孔であった.それを示唆する所見はある.図11〜図4の↑は子宮であり,図5〜図8で液状内容物(丸印)を示し,図4〜図6の白矢印は子宮内のガス像である.図7の△は造影効果を失った子宮壁を示し穿孔部位の可能性がある.固形便とガスを含むS状結腸(S)は正常に走行し(図2のS1とS2は頭側で連続するが画像は省略),腸管外糞便を認めないので,下部結腸の穿孔の可能性は低いなどである.腹水培養でE.coliとBacteroides fragilisが検出された.
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